あの子からの手紙はもうこなくなった。

それはあの子が私に失望したからかもしれないと、わたしは思っているんだ。

わたしが毎日惰性で暮らしているから、わたしはわたしに失望する。

恋人はわたしを愛しているけれど、時間を殺しあっているような気もしているよ。

殺し合う時間を舐め合うのが、今は楽しいのかも。

あなたがいなくなったら、あなたと舐め合っていた時間を私はベッドに横になっているか、つまらないマンガを読むだけになるだけ。

春には東京へ行くけれど、涙を流してみたいだけ。

あなたと出会ってからというものは、何も浮かばなくなったし、何も感じなくなったよ。

毎日たのしいね。