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浅はかな自分を恥じて、居場所がきゅうと狭くなりました。
美しい文(ふみ)が届いたならば、ぐしゃぐしゃの気持ちのまま、美しい音色で返したい。
NOVEMBER
「11月」ということで、ギリギリ午前と呼ばれる時間に起きてはこの曲を聴いていた。
chernobyl / THE NOVEMBERS
柔らかい光と窓の隙間から入ってくる冷たさを含んだ風と羽毛の布団の中、白昼夢を追いかけた。
気付けば太陽は沈んで、辺りはすっかり暗くなっていた。それでも私は少しも体勢を変えずに音楽を聴くことに勤しんでいた。
シカゴ/クラムボン
面白くないのねって言われたらそれでお終いだけど、私は繰り返していたい。
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やっぱりウォーキングには行かなかった。
冷凍してた食パンを卵と牛乳に浸したフレンチトーストと、スクランブルエッグを食べたら動くのが億劫になってしまった。
夕方にはスマッシング・パンプキンズのサイアミーズ・ドリームのCDを古本屋で安く買って13曲目のlunaを車の中で何度も聴いた。今日の月は三日月でなんだかぴったりねってお喋りしながら。
秘密ねってあの子が言った話を秘密にしなかったのはあの子本人だった。
私はいつも、騙されている。